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10週5日 つわりが終わったようです。

おそらく4週頃からあったつわりの症状(私の場合、食べづわりと眠りづわり)も
この週末で終わったようです。
体が驚くほどすっきりして、掃除をするのも、料理を作るのも、外に出かけるのも、起き上がることさえも億劫になっていたのに急にやる気が出てきました。

つわりの間は食欲がなく、つわりが終わると反動で食欲増進する人が多いといろいろなところで書かれていましたがわたしはその逆。食べづわりで増していた食欲も落ち着き一安心。

体重が結構増えたかな・・・と体重計に乗ってみたところ、つわりが始まる前とまったく変化なし。取りすぎている栄養(主に炭水化物w)は、赤ちゃんのもとへしっかりと届いているようです(笑)ちなみにこの時期はまだ、体重を意図的に増やしていく必要もありません。


話は変わりますが、週末に土曜ドラマ「MIssデビル 人事の悪魔・椿眞子」で取り上げられていたテーマが
女性の活躍促進ということで、元AKB の篠田 麻里子が妊娠初期の妊婦役で出演していました。

このドラマは、菜々緒扮する椿眞子が一見冷酷・冷徹と非難されかねない強烈なインパクトで
会社の闇をばっさばっさと切っていき、対象者をリストラに追い込むのだけれども
椿眞子は彼らにとって一番良い判断を実は最初から見越したうえでリストラに追い込んでおり、
最後に対象者は「辞めてよかった」と笑顔で話すという「スカッとジャパン」の延長のようなドラマです。


ここで取り上げていたのは、女性の上司のマタハラ・パワハラ問題。
会社の顔として、妊娠・出産をしても働き続けるワーキングマザーのモデルケースとして
テレビ番組の特集で取り上げられることになった広報部勤務の吉竹(篠田 麻里子)は
妊娠したことで部長から過剰な特別扱いを受け、できる仕事でさえも他の社員に回されてしまうことで
同僚からはそのしわ寄せによって疎まれ、社内がギスギスとした雰囲気となっていました。

一見、吉竹さんの為と言っている部長は裏では子供を産んでいない部下に暴言を吐いたり、
一度辞表を出した吉竹さんの意思を拒絶し、自分の考えを押し付けて、にもかかわらず
「自分の意志で選んだのだから」と体調が悪くてもテレビ取材に無理やり参加させるなど
結局自分の評価のことしか考えていない、とんでもない上司だったのですね。

偶然にも、この吉竹さんとわたしは同じ妊娠3か月でした。

妊娠が発覚することはとても喜ばしいことです。
しかし同時に、会社へ妊娠を報告した時の周囲の反応や、今後の仕事に対する周りの対応はどうなるか、
わたしは最初とても悩みました。

気を使われすぎて、仕事を与えてもらえないんじゃないだろうか・・・
迷惑だと思われるんじゃないだろうか・・・

子供のときから友人からは「アユミはバリバリのキャリアウーマンになりそうだよね〜」なんて、
言われるタイプでわたし自身も仕事が好きで責任感も強い。
仕事のやりがいが生きがい!というタイプです。
自主的に仕事をセーブする、なんて考えたこともなかったんですよね。


ドラマの吉竹さんとは異なり、わたしの上司は報告するととても喜んでくださり、
且つあまり過剰な気遣いはなかったので助かりました。
「今の働き方で困ることがあれば、いつでも相談して」というスタンスで、こちらにボールを預けてくださるので妊娠報告してから約3週間、これまでと全く変わらず仕事をしています。

とはいえ、女性が妊娠・出産を経て、第一線で活躍するのは現在でも非常に難しいと思います。
劇中で木村佳乃さん演じる、伊東人事部長が言うように
「男だから、女だから」と悩むことのない社会がいつかやってきますように。