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胎児頸部浮腫?NTとはなんだ?

先週末、12wの妊娠検診に行ってきました。

 

前回は夫を連れて行きましたが、経腹エコーでベビーの様子が見れるのは

16週〜ということで待合室で待ちぼうけをさせてしまったので

今回はひとりで。

 

前回の記事に書いたように、最近は貧血がしばしばあるので、

病院の先生に相談をしようと考えながら、

「どのくらい大きくなっているかな?」とエコーで元気な姿が見れることを、わくわくしながら病院へ向かいました。


前回は女医の副院長先生だったので、てっきり今回も同じ方だと思っていたら

処置室で準備が終わって、出てこられたのは院長先生!

俳優の内野聖陽さん似の優しそうなダンディな先生でした。

ちょっとこれだけで病院に行くのがまた楽しくなるじゃないですか!(笑)


 

 

エコーを見始めた先生は、

「ここに脳が見えますね、それからここに白く見えるのが背骨で・・・」と

丁寧に部位を説明してくださいました。

しかし先生が説明をしようとする最中、ベビーは元気に動く動く。

説明途中に向きを変え、くるんと回ってみたり開いていた足を閉じてみたり、

先生はあまりにも説明が進まないので苦笑い(笑)


と、ここまでは和やかだったのですが

一番最後にベビーの側面を映しながら


「この首の後ろに、むくみがあります」

と一言。



「??!」



「首のむくみというと、ダウン症のイメージがあるのですが!」

と私が言うと神妙な面持ちで


「それはこれから診察室で説明します」

と言われました。。。


 

突然のことで、動揺しながらも先生の話を聞きに診察室へ戻ります。

 

話によると、首の後ろに浮腫みがみられる場合、染色体異常の可能性があるが、

ここには専門医がいない(かかりつけ医は個人医院)ので、

大学病院の紹介状を出すから、一度見てもらってほしいとのこと。

もしかすると、羊水検査をしてもらうことになるかも知れないというお話でした。

 

発育は今のところいたって順調なので、検診は4週間後でかまわないということで

その点は安心です。

 

 

この浮腫みは胎児頸部浮腫といい、NTとも呼ばれます。

一般的には3mmi以上浮腫みがみられると、染色体異常のリスクが上がると言われ、私の場合は4mm。

ダウン症(トリソニー21)やその他の染色体異常、また心疾患などの可能性もあります。

 

高齢出産(35歳以上)だとさらにリスクが上がるそうですが、わたしはまだ28歳.。

もし染色体異常があったらどうしようなんて妊娠が発覚したころにぼんやりと考えていたことは

ありましたが、まさか自分がNTを指摘されるなんて。かなりショックを受けました。

 

 

妊娠に気づくまで、多量のアルコールを摂取していたのがいけなかったのか、とか、

ストレスを与えてしまったんじゃないか、とか、

染色体異常とは全く関係のないことまで考え始めてしまい、電車の中では涙目に。。

 

 

NTを指摘された妊婦でも70%の人は、胎児に異常がみられなかったというデータもあります。

まだ心臓の機能が発達していないために、一時的に首がむくむケースもあるそうです。

 

 

紹介された東邦大学病院での超音波スクリーニングの結果次第で、羊水検査を受けようと夫と話をしました。

自由診療なので12万ほどするそうですが、安心には代えられません。

 

病院へは明日、行ってきます。