おかあさんはスーパーウーマン
綾野剛さんが、主人公である産科医でJazzピアニストの鴻鳥サクラを演じています。
第3話で取り上げられたのが「産後うつ」問題。
昨今女性の社会進出だ、ダイバーシティだと政治家はさも当たり前のように言葉を並べますが、出産前後の女性の実情などは何も変わってはいません。
今回のストーリーも、キャリアウーマンの仕事熱心な女性が出産後早々の仕事復帰を望んでいたにも関わらず子どもの疾患も重なり思うようにいかず、追い打ちをかけるように知らぬプロジェクトから外されたことが告げられ目標を失って病院の屋上から身を投げようとした。というお話。
多くのおかあさん、特に仕事も育児も頑張る方々が自分のことと重ね合わせたと言います。
わたし自身もフェミニズム支持者です。
だから、女性だから家庭に入るべき。とか、どうせ女は〇〇だ。なんていう男の人がいたら、張り倒したくなるくらい大嫌い。
だけどまだまだ、世界には追いついていなくて男尊女卑の思想や女性差別はたくさんあり、仕事と育児の両立はとても難しい。
頑張ろうとすればするほど苦しい世の中だったりします。
子供を産んでも前線で働きたいと思っていても、部署が移動になってしまったり、時短勤務の制度があっても周囲の目は冷たかったり。
わたしの現在勤めている会社は8割以上が男性社員。女性が問題点を発言すると、女の言うことには聞く耳を持たないという方ばかりです。
めんどくさいとか、ワガママだとか決めつけて向き合う気は一切なし。わからないのではなくて知ろうとしないので、改善は見込めそうにありません。
きっとこれが今の日本社会なのではないでしょうか。