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暮らす

 

今年の3月に多摩川に面する新築マンションに越してきました。

3棟ある同マンションの総世帯数は、なんと1,400世帯。仮に一世帯2人暮らしでも2,800人、3人暮らしであれば4,200人。

 

なんてマンモスマンションなんだろうと、これまで多くても30世帯ほどしかいないマンションにしか住んだことのないわたしは、ドキドキしていました。

 

セキュリティもこの上なくしっかりしていて駅チカ、スーパーの入った商業施設も近くて長く住むには絶好の環境。

 

となると、どんな人がこのマンションの中で暮らしているのだろうか。ご近所付き合いができるのだろうか。

 

ということが気になります。

 

そして住み始めて約半年。

わかったことは、マンションでのご近所付き合いを大切にする人は子どものいる専業主婦でもない限り、ないに等しいということでした。

特にこのマンションの入居者の大半を占める20,30代といったわたしたちの世代はマンションの内部のことにもとことん興味が薄く、様々な行事にも無関心でした。

 

8月にマンションの夏祭りを行うということで、ボランティアスタッフを募集していたので名乗りをあげました。

 

目的は2つ。

住民から選出されている管理組合が何をしているのかを知ること。それから、マンション内のコミュニティ生成をすることです。

 

参加をしてみると、同じようにボランティア参加をした人の大半が子どもの手が離れた親世代で若い世代は2〜3割程度。やっぱりかーと少し残念な気持ちにはなりましたが、理事たちは皆ポテンシャルが高く、長く暮らしていく為に仕事と両立をしながら真剣にマンション運営と向き合っている人ばかり。聞けば、マンションの要望書の処理に週末は夜中まで打ち合わせをすることも度々あるのだそう。

 

こんなに住民のために活動している方々がいるのに、見て見ぬふりをする人たちはどうしてなのだろうと、それでなくとも修繕積立金が将来的に今の数倍の額となってしまうことが既に問題視されている中で、もっと底辺である気持ちよく暮らすためのマナーすらも遵守できない人たちがいるのだろうかと、ため息が出ました。

 

彼らの活動を無下にしたくないので、わたしは全力で応援しようと思います。